大学の講義紹介~豊川編~ 【経済・経営のための基礎数学】
「この講義は経済学及び経営学を学ぶ上で必要となる知識を学習するためにある。」
シラバスという授業説明書のようなものに書いてありました。
しかしこの講義の面白いところは履修している生徒の8割超が理工学部の生徒で、その内容は数Ⅱレベルの微分積分だという点です。
仮にも横浜国立大学の理工学部の生徒ですので、入試を突破するために微分積分はしっかり数Ⅲの範囲まで抑えているのでこの講義のテストは小テストをこなすように解くことができます。
理系の人にとっては極楽のような講義です。
さらにおかしいのは教室の容量が300人なのにもかかわらず履修できる生徒の人数が500人を超えていることです。しかし、講義中の教室は空席が目立っていました。そうです、出席していない生徒が多数存在するということです。
まあそもそも理工学部の人が数Ⅱの微積の講義を聞きに行くかという話ですね。幸いなことに定員がキャパオーバーなので出席は取られません。
大学にはこういった変わっていて常識にとらわれないような先生が多くて楽しいです。
高校の授業とは違った雰囲気だったりするので楽しみにしていてください!