2019年7月30日火曜日

大学の講義紹介~岡田編~ 【英米文学語学演習】

最終学年にもなると、必修はこの授業しかありません。いわゆる「ゼミ」です。 学部によって必修科目として絶対ゼミに入らなければいけないところもあれば、選択式で、ゼミに入ってなくても卒業単位さえ取得すれば、卒業できる学部もあります。 1週間に何コマあるかもゼミによって異なります。 4年生までにある程度卒業単位を取っていれば、あとは1週間に1~3回大学に行き、卒業を待つのみ! 、、とは言っても、「卒業論文」を書かないと卒業させてくれません。 学部や学科で指定文字数も若干違うのですが、教育学部英語英文学科を卒業するためには   日本語で32,000字(英語だと9,000ワード)という指定があります。 私はエマ・ストーン主演の映画『The Help』と、原作となった小説を用いて、黒人女性差別白人至上主義などのアメリカにおける社会問題について分析しました。 大学受験が終わってからでも、ぜひ見てみてください!

2019年7月27日土曜日

大学の講義紹介~豊川編~ 【経済・経営のための基礎数学】

この講義は経済学及び経営学を学ぶ上で必要となる知識を学習するためにある。」 シラバスという授業説明書のようなものに書いてありました。 しかしこの講義の面白いところは履修している生徒の8割超が理工学部の生徒で、その内容は数Ⅱレベルの微分積分だという点です。 仮にも横浜国立大学の理工学部の生徒ですので、入試を突破するために微分積分はしっかり数Ⅲの範囲まで抑えているのでこの講義のテストは小テストをこなすように解くことができます。 理系の人にとっては極楽のような講義です。 さらにおかしいのは教室の容量が300人なのにもかかわらず履修できる生徒の人数が500人を超えていることです。しかし、講義中の教室は空席が目立っていました。そうです、出席していない生徒が多数存在するということです。 まあそもそも理工学部の人が数Ⅱの微積の講義を聞きに行くかという話ですね。幸いなことに定員がキャパオーバーなので出席は取られません。 大学にはこういった変わっていて常識にとらわれないような先生が多くて楽しいです。 高校の授業とは違った雰囲気だったりするので楽しみにしていてください!

2019年7月24日水曜日

大学の講義紹介~前田編~ 【姚俊ゼミナール】

私の学部では2年生からゼミが始まります。   合計で2つゼミに入れるので商学部関連のゼミと商学部に全く関係ない学部のゼミに入っています。 一つはを勉強したり会計学をするゼミ、もう一つは、ドイツの歴史や、テクノミュージックを勉強するゼミです。 今回は商学系のゼミ、姚俊ゼミナールについて書きます。 先生はイギリスで公認会計士の資格を取っていて、中国人です。 大体は授業が英語で行われています。 授業では、班に分かれて、特定の企業を企業評価して、班員から1000円ずつ集めて、投資をする、というような実践的なこともできます。 とってもアクティブなゼミです!

2019年7月21日日曜日

大学の講義紹介~石塚編~ 【複合文化学の道具箱Ⅰ】

これは複合文化学科二年の必修授業で、15回の授業を、5人くらいの先生が2~3回ずつ担当するオムニバス形式の講義です。 複合文化学とは、文化現象や問題について、多様な学問を横断して多角的に分析・研究する学問です。この授業では、その研究のために必要な、色々な概念について学んでいきます。 では、授業で取り扱ったキーワードを具体的に紹介すると以下のような感じです!! ①ソシュール,バルトの記号論脱構築再構築/パノプティコン(監視型社会) →他にもオクシモロン(接着語法)などを学んだりする、どちらかというと文学的な内容です。映画を観る時間が多くて楽しいです。 ②フロイト,ラカンの精神分析学 →フロイトやラカンという人が提唱した精神分析学についてやります。人間の無意識自我などについての話しです。

ポストコロニアルにおける文化変容/オリエンタリズムナショナリズム →西洋と東洋の関係を考察していきます。グローバリゼーションは本当に良いのか?みたいな話題から入ります。 ④啓蒙モダニズム文化産業イデオロギー“近代”についての基礎理解を深める講義です。基礎と言ってますが割と難しめでした。 このようにして色々な学問を横断するので、徐々に自分の興味のある分野が分かってきます。 数回ずつで先生も変わるので飽きずに出席できるのが良いところです^^

2019年7月18日木曜日

大学の講義紹介~豊川編~ 【化学EP実験】

化学EPってなんだろうってまず感じたかもしれません。 教育プログラムの英語を省略した表記です。横浜国立大学は大きい順に学部→学科→EPと分かれていきます。 そんな中で僕が実際に履修していたのがこの化学EP実験です。 内容は読んで字のごとく『実験』です。ですが、高校の実験と違う点も多いです。具体的には ①分野の多さ ②実験時間の長さ ③レポートの量 です。では順番に説明していきましょう。 ①分野の多さ 大学の化学は種類が多いです。高校でもあった有機化学や無機化学の他に例えば「電気化学」「物理化学」「化学工学」「光化学」「量子化学」「高分子化学」などがあります。これだけの種類があると当たり実験とはずれ実験が出てきますね。例えば量子科学の実験はプリントに書いてある数値を解析ソフトに入れて30分待って終わりでした。正直何をしているか分かりませんでした。どの実験が当たりでどの実験がはずれなのかは化学科に入って自分で確かめてください。 ②実験時間の長さ 上に書いたように30分で終わるような実験もあれば10時半から始まって17時までかかる実験もあります。ずっとフラスコや試験管とにらめっこです。1年生の頃は「ああ実験してるなあ」って感じました。何が言いたいかは察してください。 ③レポートの量 これが化学科一番の敵です。意地悪な先生は手書きで35枚にもなる量のレポートを出してきました。ここだけの話コピペ万歳です。徹夜と仲良くなることが第一歩です。 以上、興味が湧くか失せるかは人次第ですが総じて楽しいです。もし気になることがあれば豊川まで!

2019年7月12日金曜日

大学の講義紹介~松下編~ 【材料科学工学】

講義では、原子の構造をはじめとして、「なぜ金属は電気を通すのか」や「なぜガラスのコップは割れてしまうのか」ということを勉強していきます。 自分の学科では自動車や生活必需品などの機械を作ることを目的としています。。この講義では機械の加工をするためにどの材料のどういう性質に着目しなければいけないのか、ということを勉強することができます。 授業内では、化学を勉強している生徒さんにはなじみの深いであろう「立方格子の原子の配置から原子の充てん率を求める」とか、「金属の延展性」「金属光沢」の話などがありました! 化学系の学科ではないのにこういったことが学べるのも大学のいいところですね。 というわけで、ものづくりをしたい人・興味を持ってくれた人はぜひ詳しく聞いてくださいね!! わかりやすく説明します!興味のない人も歓迎します!!

2019年7月9日火曜日

大学の講義紹介~豊川編~ 【卒業研究Ⅰ】

世間一般で言われている「研究」というものです。 活動時間は月曜~金曜 9:30~16:00 でしれっと遅刻したり早退してもバレません。 研究内容は一言で表すと「光化学」です。 ピンとこない人が多いと思いますが、光はものすごい力を持っているんです。馴染みのあるものとえばレーザーとかがありますね。 あとは外出するときに太陽光にさらされていますね。そんな太陽光には紫外線というものが含まれていることは有名だと思います。   また「紫外線はお肌の敵!」みたいなことを聞いたことがあると思います。それに関係するような研究をしています。 突然ですが、私たちの酸素にあふれる生活をしています。空気中は当たり前のこと、水にもH₂Oというように酸素が含まれているのです。 「人間の約70%は水!」とよく言いますね。つまり私たちの体は酸素まみれです。そんな酸素は紫外線が当たるとエネルギー準位が高くなります。(簡単に言うと不安定な状態) 厳密に言うと紫外線によって高いエネルギーを持った物質からエネルギーを受け取って不安定になります。 この状態の酸素はとても悪い働きを体に対して行います。「酸化」というやつです。 この作用によってお肌のシミなどが出来上がっていくのです。 それはいかん!ということでエネルギーの高い酸素を消す、または発生させないようにする研究を行っています。 難しくならないようにしたつもりですが要は化粧品などににいい感じの物質を混ぜて体を守ろう!という研究です。 興味あったらもう少し話せることがありますので豊川まで!

2019年7月6日土曜日

お知らせ

皆さんこんにちは、こんばんは!ブログ更新係の豊川です。

校舎に通ってくださっている皆さんはすでに見たかもしれませんが、現在十日市場校では大学というものをより近くで感じてもらうために『大学の講義紹介』を行っています。

実際にアシスタントアドバイザーが履修した講義で印象的だったもの、学科の特徴がよく表れているものなどバラエティーに富んだ内容でお届けしていきます。

それにつきまして、大学の講義紹介をこのブログ上でも行っていきますので是非皆さんご覧になってください~!
タイトルに講義名、本文に内容という形で行けたらなと思っています。

友達と一緒に読んで笑うも良し、一人で読んでモチベーションを上げても良しです!

以上、お知らせでした!

2019年7月3日水曜日

100万円もらえたら受験し直す?~若林編~

こんにちは、もうすぐ論文を書くためだけの合宿が始まるので憂鬱な気分でいる若林です、、!

今回のテーマは、「100万円もらえたら受験し直すか」です!大学受験は必ずしもうまくいくものではないので、当然妥協だったり100%満足してない状態だったりがあるのかと思います。そんな時、もし100万円あったらどうするかという疑問に対して、僕がどう思うか一意見なんですが書いていきたいと思います!

結論として受験し直さないと思います。理由は大きく分けて二つあります。一つ目は、単純に受験をもう一度するのが嫌だからです。自分の感想として、大学受験は全力でやり切ったつもりでいて、その中でかなり苦労することが多くて、とてももう一年という気分になれなかったのでやり直さないと思います。二つ目は、個人的に浪人することに対して否定的だからです。自分としては、どうしても浪人という形で一年間勉強することに価値が見いだせていません、、確かに一年間勉強してより良い学校に行くことができれば、それは成功で浪人して良かったと感じるかもしれないのですが、人生において勉強がすべてではないように感じます。

自分は大学に入ってから強く思うことがあって、それは勉強以外の人との付き合い方です。大学にはいろんな背景を持った人が多く集まっていて、その集団の中に自分を置いたとき、どのように自分が立ち回るかがとても大切に感じます。そのやりかたを学ぶことが勉強以上に大事だと思うため、一年余分に勉強するくらいなら若いうちに人との付き合い方を一年早く習う必要があると考えています。早くに習うに越したことはないと思うので、、

ここまで書いてきたわけですが、いかがでしたか?あくまで自分の一意見でしかないので、こんな考えもあるんだなぁってくらいでとどめていただけると嬉しいです!ただやっぱり一番理想なのは第一志望に現役合格することなので、それを目指して頑張っていきましょう!!