これは複合文化学科二年の必修授業で、15回の授業を、5人くらいの先生が2~3回ずつ担当するオムニバス形式の講義です。
複合文化学とは、文化現象や問題について、多様な学問を横断して多角的に分析・研究する学問です。この授業では、その研究のために必要な、色々な概念について学んでいきます。
では、授業で取り扱ったキーワードを具体的に紹介すると以下のような感じです!!
①ソシュール,バルトの記号論/脱構築・再構築/パノプティコン(監視型社会)
→他にもオクシモロン(接着語法)などを学んだりする、どちらかというと文学的な内容です。映画を観る時間が多くて楽しいです。
②フロイト,ラカンの精神分析学
→フロイトやラカンという人が提唱した精神分析学についてやります。人間の無意識や自我などについての話しです。
③ポストコロニアルにおける文化変容/オリエンタリズム/ナショナリズム
→西洋と東洋の関係を考察していきます。グローバリゼーションは本当に良いのか?みたいな話題から入ります。
④啓蒙/モダニズム/文化産業/イデオロギー
→“近代”についての基礎理解を深める講義です。基礎と言ってますが割と難しめでした。
このようにして色々な学問を横断するので、徐々に自分の興味のある分野が分かってきます。
数回ずつで先生も変わるので飽きずに出席できるのが良いところです^^